№04 +++200年中盤② ダニエルとの別れ
2011年 02月 09日
ダニエルはまだ16才なんです。
お願い連れて行かないで・・・
父、ダニエルが突然危篤になり、茫然自失のPCユメル。
数日前ダニエルに、「いままでありがとう」といった台詞をかけられて、何となく嫌な予感はしていたんだけど…
嫌な予感が現実になってしまいました。
今のユメルに出来ることは、ダニエルとお別れの言葉を交わすことだけ…
ユメルがダニエルに言葉をかけ終わると、次々と家人たちもダニエルと最後の言葉をかわしてゆきます。
きっとダニエルは、家族全員の顔を脳裏に焼き付けて、旅立ってゆくのでしょう。
プルトのときの「心配かけてごめんね」の台詞の100倍くらい悲しい演出だよ!!
ダニエルと会話を済ませた家人たちが、ショックを引きずったまま、のろのろと家を出て行く。
ユメルも今はダニエルを一人にしてあげよう…と思い、外に出るのでした。
外に出たユメルはフト考える。
今日は恋人のスベトラーナとデートの予定だったんだけど…
こんな、ダニエルが危篤になっているときに呑気にデートなんかしてる気分じゃないよ。。。
でも約束してしまった手前、待ち合わせ場所には行かなければ。
重たい気持ちで待ち合わせ場所に向かうと、、、
スベトラーナにとっつかまり、
浜辺に移動させられ・・・
ご機嫌でチューを交わし、、、
見ているほうが「わー」ってなる演出をこなし、、、
さらにこなし、、、
さらにさらにこなし、、、
かなりハジけてしまいました。
その頃のダニエルは、、、
わーん、ごめんよぉぉぉ。
そうこうしているうちに、いつの間にか夜になり。
プルトだと危篤になると明け方に亡くなるというパターンだったので、ナルルでもそうなんだろうと勝手に思い込んでいたプレイヤー。
ダニエルの臨終の際には絶対に立ちあいたいと思っていたので、夜のうちから家に戻ってダニエルの側にいてあげようと思っていました。
すると、、、
エ!!
まだ夜なのに、神父さんがダニエルの元に向かってる!!!
まだお別れする時間は十分あると思っていたので、これは本気でびっくりしました。
慌ててユメルも自宅に飛び込むと、神父さんも巫女さんもすでにイベントにとスタンバっている!
なぜか部外者の「ユルバン」さんも家にいたけど、ユルバンはダニエルの唯一の親友なので、親友は危篤のとき臨終に立ちあうっていう仕様なんだろう!と混乱するアタマで勝手に解釈。(たぶん)
そして、、、
まだダニエルと別れたくない!というプレイヤーの願いもむなしく・・・
ダニエルは旅立ってゆきました。
一気に不幸のどん底に叩き落とされるコレット一家。
いままでそのベッドで寝ていたダニエルは、もういない・・・
ボー然としているコレット一家(とユルバン)に、神父さんが淡々と出棺を告げます。
ダニエル、、、
ダニエル、、、
思わず、外にまで出て追いかけてしまうユメル。
ダニエル、行かないで。。。
ダニエルー!!!
ダニエ、、、
・・・
・・・・・
!!!
驚いたことに、今はもうプレイヤーの魂が入っていないユノが、PCと同じようにダニエルを追いかけて来たのです。
まるで魂が入っているかのようなユノの行動は、プレイヤーに軽い衝撃を与えました。
・・・って、実際は、酒場主であるユノは、単に仕事場に行こうとして家を出て来ただけなのでしたが。
でも、きっとユノは最後までダニエルを見送りたくて、外に出て来たんだな・・・と勝手に解釈。
だって元PCのユノは、誰よりもダニエルが大好きだったから。。。
翌日。
一般市民であるダニエルに対し、なぜか国葬が行われることになり、疑問で悲しさが半分ふっ飛ぶプレイヤー。
エ、ナンデ???
ダニエル様って・・・どゆこと?
ダニエルはとくにこれといって国に貢献した実績はないんですけど。。。
しいて国葬になった原因をあげるなら、アクティカの古城に住んでたってことぐらい?
これは要検証なのかもしれないけど、古城に住んでいる住民が亡くなると国葬になるのかも!?
そんな疑問だらけのダニエルの国葬は、喪主であるユノの言葉で厳かにしめられました。
涙をこらえて頑張ったね、ユノ。。。
そしてその日の夜のこと。
ダニエルがいない食卓で夕御飯を済ませたあと、
母であるユノに、こんな言葉をかけてあげることができました。
この台詞が出るまでは、本当は長男ユメルに引き継がなければ、まだPCはユノだったし、ダニエルの妻として最期を見送ってあげられたのにな・・・ってちょっと後悔していました。
ダニエルが妻であるユノに、最期にどんな言葉をかけてくれたのかも気になったし。
でも、この、子供から母への気遣いの言葉を言ってあげられたから。
だからやっぱりユメルに引き継いでいて良かったなーなんて思いました。
ダニエルはユノと結婚して本当に幸せな人生だったと思いたいです。
次へ続く。。。
by puruto-nikki | 2011-02-09 23:00 | ナルル日記