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528年日記(前半)その2   



ナワフが危篤になってしまいました。
PCナツキはたった4才にして、父も母も失ってしまうことになろうとは…



■5日
朝イチに天使ウィンドウが父ナワフの危篤を知らせ、ナワフはそれと同時にベッドへ倒れ込むのでした。

「お父さん…」
「おとうさん…」
「父ちゃん…」
「父さん…」
「親父…」
「おっ、おとうさぁん!」

子供たち全員でナワフに声をかける。
ナツキや成人した兄たちは、いつこの日が来てもおかしくないと思っていたんだろうけど、まだ学生であるナツル、ナナサ、ナナアのショックは相当大きいだろうなぁ。
とくに一番下のナナアは先日ギタの学舎に入学したばかりのチビッコ。
そんな年齢で両親を失ってしまうなんてかわいそすぎる!!(T_T)

「フフ、、、ついにお迎えが来ちまったなぁ…」
「……」

子供たち全員が押し黙る。

「ナツキ」
「な、なに?」
「すまんなぁ、昨日遅くまで評議会の予行練習に付き合ってもらったのに、結局出れなくてな」
「そんなこと、、、まだ評議会に出るチャンスはあるよ。頑張ってよ」
「はは、そうだな。今日の評議会でイエスノー枕をバシッとカッコよく掲げたかったなぁ…」

イエスノー枕じゃなくて、マルバツの札だよ…、とココロの中でつっこむPCナツキ(4才)。
そのあともナワフは子供たち一人一人に声をかけたあと、疲れたのか眠ってしまうのでした。
眠ったナワフを残してナツキは家の外に出る。
向かった先は評議会館。今の時間は議会の真っ最中のハズ。



本当ならナワフは今日ここでカッコヨク初議会に出席しているハズだったのに…
夢にまで見た(?)初議会の日に危篤になってしまうなんて、ナワフらしいというか何というか。
切ないっス。

ナワフの代わりに議会を見届けたナツキ(いちおう教員方針だけはリセットでバランス良くまわすようにしています)は、ナワフの元へとトボトボと帰宅。
家に帰ると、先日ナワフと恋人になったばかりのヴァーナがお見舞いに来ていたところでした。



「………」
「………」

離れたところから見守っていたので二人が何を会話しているのかは聞こえなかったけど、ナツキは気を利かせて、家にいた兄のナツルと一緒に外へ出ることに。

「ナツル兄ちゃん、ちょっと外に出ていようよ」
「エ、なんで?おれ父ちゃんの側にいたいよ」
「今ヴァーナさんが来てるだろ?オトナにはオトナの情事…いや、事情ってモンがあるんだよ」
「なんだそりゃ?」
「………フッ…。兄ちゃんはコドモだね・・・」←悟りきった大人顔で
「なっ…!(ガーン) オトウトのクセにっ…

ショックを浮かべるナツルを連れて、ナツキは外へ。
父さんはヴァーナさんと二人っきりで、今頃どんな話をしてるのかなぁ・・・
なんてコトを考えるナツキなのでした。

「………フッ…。兄ちゃんはコドモでいいよね・・・」
「お前だってコドモだろ!!」


そして翌日の6日…



「アディオス!みんな~」

ナワフはワクトの元へ召されるのでした。

ナワフ・アトワイト(45才)483年生まれ
コークショルグA1位
ガアチウルグ1位 生涯仕事ポイント25934
ウルグ長1回
スピード107、スタミナ123、スピリット92
66勝73敗15KO 8連勝
イム争奪戦1回優勝

元PCタバサが亡くなったのと同じ年齢の45才の死。かなりの大往生です。

↓↓↓以下の文章は背景色と同じ色の文字で表記しています。
気になる方は、マウスをドラッグしてお読みくださいm(_ _)m

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以前コメントで頂いたのですが、データ解析すると、プルトの住民は45才になると毎日寿命カットのペナルティがあるようです。
ネタバレになるのでは・・・ということで非公開でコメントを頂きました。ご配慮ありがとうございますm(_ _)m(;_;)m
やっぱり45才以上は生きられない老人に優しくない国、プルト。
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ナワフの死の悲しみに浸る間もなく、ガアチウルグ長のナワフが亡くなったことで、強制的にガアチウルグ長宅を追い出させるアトワイト家のメンメン。
バハ区西邸からバハ区西の2にお引っ越し。っていうか、引っ越し先、すぐ隣だし。
↓↓↓


ガアチ区西邸(画面左上の赤い屋根のおうち)からすぐ隣に引っ越し。
なんか無意味な引っ越しに、姉のナナノもボーゼンと佇んでいます。

家族の死に打ちひしがれる中引っ越しを済ませたあとは、ナワフの葬儀へダッシュ。
喪主のいない葬儀です。
↓↓↓


それにしても、なんでプルトは喪主を夫婦のどちらかしか務められないんだろ?
同居の長男・長女とかが喪主でもいいじゃんよー。

昨年の暮れから武術大会で優勝したり初のウルグ長に任命されたり、今年に入ってからは
34才年下の恋人ができたり…と人生絶好調だったナワフ。
元PCタバサが生きていた頃はあまり目立った活躍をしてなかったけど、晩年はそれを取り戻すように活躍出来て良かったね。
でも、45年も生きて来て、人生の絶頂期が亡くなる前のホンの10日間くらいしかなかったのって一体…

ま、それもナワフらしくて良いか。。。

喪主はいなかったけど、親戚の多いナワフの葬儀にはたくさんの人が参列してくれました。
恋人のヴァーナも来てくれたし、きっとナワフにとって寂しくない葬儀だったと思います。
ワクトの元で、どうか先に逝ったタバサと仲良くね。

さよなら。。。

葬儀が終わると、参列していた人々はそれぞれ仕事や訓練などに消えてゆく。
父を失ってぽっかり空いてしまったココロを抱えながら、両親のいない家へと帰宅するナツキ。
そして家に入るときに、表札を何気に確認。
↓↓↓


もうアトワイト家には子供しかいなくなっちゃったよ・・・
なんて思いつつ、ナツキはハっと気付く。

ってか、アブネー!!今年成人したナスカ&ナナノがいなかったら、アトワイト家の子供たち全員養子に出されるところだったよ!!
タバサ&ナワフが45才で亡くなるのは全くの想定外だったから、コレはホントにあぶなかった。。。
あと1年早くナワフが亡くなっていたら、子供たち全員バラバラになって、しかもナツキがアトワイト姓を維持できなくなるところだった・・・
(でも、子供たち全員バラバラになる展開も面白かったかも?)

実はアブなかったという事実にショックを受け冷汗を流したナツキの目に、葬儀を終えていい人探しにふらふらと通りをほっつき歩いている兄のナスカが目に入りました。
思わず声をかけるナツキ。

「ナスカ兄ちゃん、何やってんの?」
「みての通りのいい人さがしさ」
「兄ちゃん恋人欲しいの?」
「はっはっは、そら~欲しいさ。だってお年頃だもの」
「ふーん」

ひとしきり会話をしたあと、引き続きいい人探しに出かける兄ナスカ。
そんな兄ナスカの背中を見送りながら、

(そうかー、兄ちゃん恋人欲しいか。…でも、そうはさせるかっ

だって、現在アトワイト家のこどもたちの保護者である(?)、ナスカ&ナナノが家を出て行ったら、未成人の子供たちは路頭に迷ってしまう。

(恋人ができても、せめて僕が成人するまでは兄か姉のどっちかが一人は家にいてくれないとね)

・・・そんなことを考えている、PCナツキ(4才)なのでした。


⇒後半へつづく。


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by puruto-nikki | 2008-07-16 23:55 | 2代目 ナツキ

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