528年日記(後半)
2008年 08月 18日
ココロがロンリー。
ロンリーPCナツキ(今年5才)の日記です。
■6日
父ナワフがワクトの元へと旅立ち、すっかり落ち込むアトワイト家のメンメン。
子供プレイ時に両親共々亡くなってしまうプレイは初めてだったので、なんだかものすごーくかなしい。
うぅ、ココロが激しくロンリーです。。。
ふぅ、、、ナツキのこのロンリーなココロを癒してくれるのは、将来の嫁候補:アキコちゃんしかいない!!
ということで、ナツキは不幸のグルグルを頭に浮かべたままアキコの捜索に出るのでした。
※ちなみにナツキは学校に通ってません。学校ポイント0です。
ふらふらとアキコの捜索に出たナツキは、ちょうど家から通りに出てきたところでアキコを発見。
「おーぃ、アキコちゃーん!!」
「あらナツキくん。何か用?」
「うん、ちょっとね」
君に会いに来たのさ…
という言葉を飲み込むPCナツキ(4才)
「そういうアキコちゃんは何してるの?」
「えっ、う、うん…」
何やら顔を赤らめるアキコ。
「ちょっと、オナンディさんに会いに…」
「…………」
何ですと?
オナンディってぇのは一体誰だ!?
首をかしげるナツキの前で、もじもじするアキコ。
むむぅ、アキコから何やら恋するヲトメのカオリがしますぞ。。。
すると、ちょうど通りを歩いてきた、“オナンディ”とやらを発見したアキコがダッシュでオナンディの元へ駆け寄るのでした。
「あの、オナンディさん、おはようございます!」
「おや、アキコちゃんか。おはよう」
ぬぅーーー!!さては恋敵かっ!!??
どうやらアキコ(今年6才)は、2つ年上のお兄様、『オナンディ・アエルツ』におネツのよう。(きょうびおネツって…)
くそぅ、オナンディめ!横顔のカッコヨサでなら僕だって負けてないぞ!?
「アキコちゃんは毎日挨拶に来てくれてえらいね」
「そ、そんなこと…」
メラメラと嫉妬の炎を燃やすナツキの前で、オナンディの言葉に、えへっとかいいながら照れまくるアキコ。
むむぅ…。こりゃアキコの将来の婿候補として、ビシッっと言っておかないといけませんな。
「オナンディさんはじめまして」
「おや、君は…。アキコちゃんのおトモダチかい?」
「アキコちゃんと将来結婚する予定の、ナツキ・アトワイトと申します。よろしくお願いします」
「結婚・・・」
「なっ…!ちょ、ちょっとなに勝手なこと言ってるのよー!!」
アキコは慌てたけど時すでに遅し。
「はっはっはっ、そうなのか~。こんなに小さいうちから結婚の約束をしているなんて羨ましいねぇ。ボクもあやかりたいくらいだよ」
↑性格:「さわやかな性格」
「あ、それだったら僕が恋人作りのサポートをしますけど?」
「お!ナツキくん話がわかるねぇ」
とか、男ふたりで盛り上がり、アキコはすっかりカヤの外。
そんなこんなでナツキとオナンディはひとしきり話を弾ませ、やがて話を終えたオナンディは仕事場のほうへと消えてゆくのでした。
あとに残されたのは、ナツキと恨めしい顔でナツキを睨みつけるアキコのみ。
「…ちょっとなんであんなこと言ったのよ・・・」
「ん?なに怒ってるの?僕は本当のことを言っただけだよ」
「…勝手に決めんな」
アキコやさぐれてます。
「あぁ、毎朝オナンディさんに会えることが、わたしの秘かな楽しみだったのに…」
アキコがっくりと肩を落とす。
「諦め賜え。初恋は実らないものなのだ」
悪びれた様子もなくキッパリと言いきったナツキを、キッと睨みつけるアキコ。
「もうナツキくんなんかとは遊んであげないんだから!ナツキくんのバカ、死んじゃえ!!」
そしてアキコはわーんと泣きながらタタターッと走ってどこかへ去って行くのでした。
走り去ってゆくアキコの後ろ姿を眺めながら、
(ふっ…、泣き顔もかわいいぜアキコ・・・)
そんなことを思うPCナツキなのでした。
いやな5才児ですなぁ。
■13日
528年も中盤にさしかかりました。
子供プレイって、あんまりやることがなくてヒマです…
しかーし!
今年成人したナスカ&ナナノの兄姉がいまだに恋人が出来ていないので、そろそろサポートでもしてあげようかなぁ、と。
PCナツキが成人するまではあと1年以上かかるので、両親のいないナツキは同居の兄&姉に面倒を見てもらわないといけないんだけど、来年にはナツル&ナナサの兄姉も成人するし、その次の年はナツキが成人するし。
まぁ、サクっと恋人を作って調整しながら結婚させていけば大丈夫かな。
ということで、ナスカにはちょっと年上のガール、『オードリー・プティ(11才)』を誘いに行ってもらうことにしました。
ナスカにはキノコを持たせて誘いに行かせたので、当然デートの約束は成立。
調整をしながらデートを進めて、そいで結婚まで持ち込みたいと思います。
■20日
さて、本日はエナコンでした。
今年の優勝者は、
『コマンチ・ディオン(14才)』
『ナナノ・アトワイト(7才)』
でした。
姉のナナノはキノコを使ってドーピング優勝。
ぜんっぜん友人欄に若い異性が入っていなかったんで、このエナコンにてステキな出会いがあると良いんだけど。
■23日
姉:ナナノの友人欄に、『ノズル・カサノバ(11才)』が入ったので、デートの誘いに行ってもらいました。
本当はノズル君には、シアちゃん(12才)という彼女がいて、婚約するくらい愛を育んでいたのですが、、、
ノズル君にはアトワイト家の娘の誰かと結婚させたかったので、シアちゃんと婚約するたびにその都度式を壊してました(ぉぃ!)
その甲斐あって、ようやくナナノと出会えて、本日デートの約束までこぎつけれたわけです!
デートの約束を取り付ける直前、
「ねーちゃんの魅力ならぜったいシアさんから奪えるよ。頑張って」
「そ、そう?ナツキがそう言うなら…」
とか言ってナツキはキノコをそっと渡したとか。
そいでデートの約束成立後、
「ナツキのおかげでうまくいったよ!ありがとう!!チュ」
「いや~、お安い御用さ。めでたしめでたし」
「…………って、ぜんっぜんめでたくないから!!」
↑シアさん(失恋決定)
みたいな?
楽しすぎます、ワーネバは。
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さて、そんなこんなで528年は終了へと向かうのでした。
昨年母のタバサを亡くし、今年は父のナワフまでワクトの元に召されるという不幸が続いたナツキ。
学校も結局一度も通わないまま1年が終わってしまいました。
PCナツキの子供時代もあと残り1年。
来年は一体どんな年になるのでしょうか。。。
夜。
ベッドに入りスヤスヤと眠るナツキの枕元に、うっすらと浮かぶ2つの影。
「かわいいなぁ。寝顔は天使だね」
「起きてたら天使じゃないみたいな言い方ね」
「だって性格が君にソックリ…」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「あわわ、睨まないでよタバサ」
「霊になっても憎まれ口叩くからよ」
影の正体は、子供たちの身を案じてついつい出てきてしまったタバサ&ナワフだったりして。
「いや~しかし霊の君は若いね!」
「そういうナワフだって。霊だし、もうなんでもありよね!」
「しかしナツキは私にそっくりな性格で、将来が楽しみだわ。この国のことはナツキにまかせた!」
「僕は将来が心配だなぁ・・・」
「まぁ私たちにできることはもうないし、上から静かに見守りましょう」
「そうだね」
そうしてキラキラした光に包まれてやがて消えてゆくタバサ&ナワフ。
キラキラした光がやがて薄くなり、あたりはすっかり闇の中。
二人が消えてすぐ、ナツキは汗びっしょりでガバッとベッドから跳ね起きるのでした。
「ぅぅ、ぅうわぁぁー!!はぁ、はぁ…」
「ちょっ、ナツキ!?どうしたの?落ち着いて」
近くで寝ていた兄弟姉妹たちがナツキの声で起き出す。
「はぁー、はぁー、、、いやなんか、さっき急に金縛りにあって、そいで枕もとで誰かが喋ってたような気がして」
「うわ!それ悪霊だよ。おまえとり憑かれたな」
「えぇ!!マジ!?うわーん、悪霊出てこい!僕が退治してやるー!!」
「わーん、こわいよー」
「えーん、えーん」
アトワイト家大パニック。
それ以降、タバサ&ナワフはナツキの枕元に立つことは二度となかったとか。
「私たちって・・・」
「いったい・・・」
つづく。
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あと1年でようやく子供時代もおわり!
早く大人ナツキのお話が書きたいです。
by puruto-nikki | 2008-08-18 23:55 | 2代目 ナツキ